インターネット上で情報を発信したいと考えたとき、まず選択肢にあがるのが「ホームページを作ること」です。ですが、いざ作ろうと思っても「何から始めればいいかわからない」「HTMLやCSSって難しそう」という不安を抱く方も多いのではないでしょうか。
そんなときにおすすめなのが「WordPress（ワードプレス）」です。この記事では、WordPressとは何か、なぜ多くの人に選ばれているのか、そしてどんなことができるのかを、初心者の方にもわかりやすくご紹介します。
WordPressとは？
WordPressは、世界中で使われている「CMS（コンテンツ・マネジメント・システム）」です。CMSとは、特別なプログラミング知識がなくても、文章や画像を使ってウェブサイトを簡単に作成・更新できる仕組みのことです。
WordPressは2003年に開発がスタートし、現在ではインターネット上のウェブサイトのうち、全体の40%以上がWordPressで作られていると言われています。日本国内では、調査会社「w3techs.com」によると、日本語対応サイトのCMS市場では80%以上のシェアを持っており、他のツール（Wix、Jimdo、Movable Typeなど）を大きく引き離しています！
なぜ無料で使えるの？
WordPressは「オープンソースソフトウェア」として提供されており、世界中の開発者たちが協力して無償でソースコードを公開・改善しています。WordPressを運営する「WordPress.org」は営利企業ではなく、非営利団体により運営されているため、ソフトウェア本体は誰でも無料でダウンロードして使用できます。
ただし、実際にホームページを公開するには「独自ドメイン」や「サーバー」の契約が必要で、こちらには多少の費用がかかります。それでも、制作会社にフルオーダーでサイトを依頼するよりは、圧倒的に低コストで始めることができます。
WordPressが選ばれる理由
1. 無料で使える
WordPress自体はオープンソースで開発されており、誰でも無料で利用できます。もちろん、実際にサイトを公開するには「ドメイン」と「サーバー」が必要になりますが、初期コストを抑えて始められるのが魅力です。
2. 操作がかんたん
一度WordPressをインストールしてしまえば、ブログを書くような感覚でページを作成できます。文章を入力し、画像をアップロードし、ボタンをクリックするだけでページが完成します。
3. デザインの選択肢が豊富
WordPressには「テーマ」と呼ばれるテンプレートが数多く用意されています。シンプルなものからおしゃれなデザイン、ビジネス向けや写真を魅せるものまで、自分の目的に合ったデザインを選ぶことができます。
4. 機能を自由に追加できる
WordPressには「プラグイン」という追加機能があります。お問い合わせフォーム、SNS連携、SEO対策、セキュリティ強化など、必要な機能をあとから自由に追加できます。
WordPressでできること
WordPressを使うと、個人のブログから企業サイトまでさまざまなウェブサイトを作ることができます。
- ブログサイト（趣味や日記、情報発信）
- 企業・店舗の公式サイト
- ポートフォリオサイト（作品集やプロフィール紹介）
- 会員制サイト（限定コンテンツの配信など）
はじめるには何が必要？
WordPressを使ってサイトを作るには、以下の2つが必要です。
1. ドメイン：あなたのサイトの住所のようなもの（例：https://your-site.com）
2. サーバー：サイトのデータを保管する場所。国内のレンタルサーバー会社が提供している「WordPress簡単インストール機能」があるプランを選ぶと、初めての方でも安心です。
例えば、さくらインターネット、エックスサーバー、ConoHa WINGなどです。
注意点とおすすめの進め方
WordPressは便利な反面、以下の点に注意が必要です。
- セキュリティ対策（プラグインや本体の更新が必要）
- バックアップ（トラブル時に復元できるように）
- 表示スピード（プラグインの使いすぎで重くならないように）
これらをきちんと管理することで、長く安心してサイトを運用することができます。
モンゼンクリエイティブでは、WordPressを使ったサイト構築や運用のサポートも行っています。気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
WordPressのことを気軽に相談したい場合は、代表のいしいが主催する月一で開催中の横浜ワードプレスミートアップにぜひ参加してみてください！（WordPressの管理画面からもお知らせが流れます）
