GPT-4oからGPT-5へ!何が変わったの?使ってみた感想と切り替え方法

最近、ChatGPTを開いたら「GPT-5」という文字を見つけて「おっ!」と思った人、多いんじゃないでしょうか。これまでメインで使われてきた GPT-4o は、スピードとコスパのバランスがよく、音声や画像も扱える万能モデルでした。
でも今回の GPT-5、ただの数字アップじゃなくて、使ってみると「おおっ!」と感じる進化ポイントが盛りだくさんだったので、ご紹介!

1. 考える力がパワーアップ

GPT-4oもかなり賢かったんですが、複雑な条件や長い文章になると、たまに話がふわっとしてしまうことがありました。GPT-5ではこの「考える力」が大幅にアップ。
例えばこんなことができます。

  • 条件がいくつも絡む依頼も正確に整理してくれる
  • 会話が10ターン以上続いても、最初の話題を覚えている
  • 長文の中で話の筋がぶれにくい

長期的なプロジェクトの相談や、複雑な仕様の整理にも頼れる存在になりました。

2. 長い文章も余裕で処理

GPT-4oの時点でかなりの長文を扱えましたが、GPT-5ではさらに余裕が出ました。
数百ページのマニュアルやプロジェクトの履歴を全部読み込ませて、そこから提案を引き出す…なんてこともスムーズ。途中で「最初の話忘れてる?」みたいなことが減りました。

3. マルチモーダル性能も進化

GPT-4oはテキスト・音声・画像入力に対応していましたが、GPT-5ではさらに精度アップ。

  • 画像の小さな文字や細かい部分まで読み取れる
  • 動画や連続画像の動きを理解できる
  • 音声会話がより自然で、人間っぽいテンポになった

これで「資料読んで要約して」「この動画のポイントまとめて」なんて依頼もより正確になりました。

4. 速度と効率が地味に快適

長文を頼んだ時でもサクッと返ってくる感じが強くなりました。
特に、途中で「やっぱりこっちの方向で」って修正しても、反応が早いです。
仕事中の細かいやり取りにはありがたい進化ですね。

5. 最新情報の反映が強化

GPT-5は内部データや情報更新のプロセスが強化されていて、より新しい知識を持っています。
さらにWeb検索との連携も強化されているので、トレンドや新製品の情報も拾いやすくなりました。

6. 文章のトーンをコントロールしやすい

ビジネス調、カジュアル、学術的…など、指定した口調の再現がGPT-4oより安定。
長文でもトーンがぶれず、ブランドガイドラインに沿った文章作成もやりやすくなっています。

ざっくり比較表

GPT-4oGPT-5
推論力高いさらに複雑な条件でも正確
長文処理大量文書OKさらに余裕
マルチモーダル音声・画像OK精度&時系列理解アップ
速度高速高速+長文でも快適
最新知識2024年基準より新しい情報を反映
文体コントロール良好さらに精密

GPT-5への切り替え方法

  1. ChatGPTを開く(WebでもデスクトップアプリでもOK)
  2. 新規チャットを作成
  3. 画面上部のモデル名(例:「GPT-4o」)をクリック
  4. 「GPT-5」を選択
  5. そのまま利用開始!

ただし、以下の点に注意です。

  • Plusプラン以上(月額$20)が必要 無料版でも可能!
  • デスクトップアプリは最新版にアップデートしておくこと
  • モデルが出てこない場合は、段階的提供中の可能性あり

もしこの記事を読んで「ちょっと試してみたい!」と思ったなら、まずはGPT-5に切り替えて、普段のやり取りや文章作成で違いを感じてみてください!

石井秀幸@WEBデザイナー
WordPress公式『横浜 WordPress Meetup』主宰/株式会社ノクチ基地 取締役/モンゼンクリエイティブ合同会社 代表。WEB制作に関する技術や役立つ情報を発信していきます。10年にわたるWordPress歴を背景に、幅広いアイデアを形にするお手伝いをしています。