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「あれ、同じ会社だよね?」と言われたことはありませんか
名刺を渡した後、「ホームページもあるので、ぜひ見てください」と伝える。
お客様がスマホでサイトを開いて、一瞬、戸惑った表情を見せる。
「あれ、これ同じ会社ですよね?」
名刺は青い色で落ち着いたデザイン。でもホームページは赤くて派手な印象。使っているフォントも、雰囲気も、全然違う。
「ああ、名刺は前に作ったやつで、ホームページは別の会社に頼んだから…」
そう説明しながら、なんだか申し訳ない気持ちになる。
実は、こんな経験をしている経営者の方、とても多いんです。
この記事では、多くの人が気づいていない「Webと紙媒体のデザインを統一すること」の大切さと、そのメリットについてお伝えします。
なぜ、バラバラになってしまうのか
「その時、その時」で発注してきたから
多くの会社が、こんな流れでツールを揃えてきました。
開業時 「とりあえず名刺を作ろう」 → 近所の印刷会社で名刺作成
数ヶ月後 「チラシが必要だな」 → 知り合いのデザイナーに依頼
1年後 「ホームページも作らないと」 → ネットで見つけたWeb制作会社に依頼
3年後 「会社案内のパンフレットが欲しい」 → また別の印刷会社に依頼
それぞれの場面で、「その時できる範囲で」ベストを尽くしてきた。でも、全体を通して見たことがなかった。
気づけば、名刺、チラシ、ホームページ、パンフレット、それぞれが「別の会社」のように見える状態に。
「デザインの統一」の重要性に気づいていなかった
「名刺とホームページ、色が違っても別に問題ないんじゃない?」
そう思っていた方も多いはずです。
実は、私たちも以前はそうでした。お客様から「ホームページを作りたい」と言われれば、ホームページだけを作る。名刺のデザインのことなんて、考えもしなかった。
でも、あるとき気づいたんです。
「バラバラのデザインは、会社のブランドを壊している」ということに。
デザインがバラバラだと、何が起こるのか
お客様が混乱する
名刺を受け取って、青い落ち着いた印象を持った。「この会社、真面目で信頼できそうだな」と思った。
でも、ホームページを見たら、赤くて派手で、全然違う雰囲気。
「あれ?同じ会社?なんか違うな」
この「なんか違う」という違和感が、信頼感を損なってしまいます。
覚えてもらえない
人の記憶は、「一貫性」によって強化されます。
同じ色、同じフォント、同じ雰囲気。何度も同じデザインに触れることで、「ああ、あの会社ね」と記憶に残ります。
でも、バラバラのデザインだと、それぞれが別々の記憶として処理される。結果、覚えてもらえない。
プロっぽく見えない
大手企業を見てください。名刺も、ホームページも、パンフレットも、看板も、すべて同じデザインルールで作られています。
色、フォント、ロゴの使い方、写真の雰囲気。すべてが統一されている。
だから、「ちゃんとした会社だな」と感じるんです。
逆に、バラバラだと、「その場しのぎでやってる会社」に見えてしまいます。
デザインを統一すると、何が起こるのか
会社の「顔」ができる
統一されたデザインは、会社の「顔」を作ります。
「青と白のシンプルなデザインの会社」 「オレンジ色の元気な雰囲気の会社」 「黒とゴールドの高級感のある会社」
どんな媒体を見ても、同じ印象。それが、あなたの会社の「らしさ」になります。
信頼感が生まれる
統一されたデザインは、「この会社、ちゃんとしてる」という印象を与えます。
細部まで気を配っている。一貫性がある。それは、仕事に対する姿勢の表れだと、無意識に感じ取られます。
「この会社に仕事を頼んでも、大丈夫そうだな」
そう思ってもらえることが、ビジネスでは何より大切です。
記憶に残りやすくなる
人は、何度も同じ刺激を受けることで記憶します。
チラシで見た青い色。名刺でも同じ青。ホームページでも同じ青。
「ああ、あの青い会社ね」
色だけで、思い出してもらえるようになります。これが「ブランドの力」です。
コストが、実は抑えられる
「統一するって、お金かかりそう」と思いましたか?
実は、逆なんです。
バラバラに発注する場合
- 名刺:印刷会社A(デザイン込み3万円)
- チラシ:デザイナーB(デザイン5万円)+印刷会社C(印刷3万円)
- ホームページ:Web制作会社D(50万円)
- パンフレット:印刷会社E(デザイン込み10万円)
毎回、ゼロから説明して、ゼロから作ってもらう。時間も手間もかかります。
ワンストップで統一する場合
- 最初にブランドデザインを確立(デザイン料10万円)
- その後、名刺、チラシ、ホームページ、パンフレット、すべて同じルールで展開
説明は一度だけ。あなたの会社を理解している制作会社が、すべてを一貫して作る。
結果的に、時間もコストも削減できます。
自分たちも、迷わなくなる
デザインが統一されていると、新しいツールを作るとき、迷わなくなります。
「この色を使う」「このフォントを使う」「写真はこんな雰囲気で」
ルールが決まっているから、誰が作っても、「らしい」ものができます。
統一すべき「デザインの要素」とは
難しく考える必要はありません。統一すべきポイントは、主に5つです。
1. 色(カラー)
メインカラーを1〜2色決める。
例えば、「青」をメインカラーにしたら、名刺もチラシもホームページも、その青を使う。
同じ青を見るたびに、「ああ、あの会社だ」と思い出してもらえます。
2. ロゴの扱い方
ロゴは、会社の「顔」です。
どの媒体でも、同じように扱う。大きさや配置のルールを決めておくと、統一感が生まれます。
「名刺では左上、ホームページではヘッダー中央」のように、決めておくだけでいいんです。
3. フォント(書体)
フォントは、印象を大きく左右します。
明朝体は、上品で落ち着いた印象。 ゴシック体は、現代的でスッキリした印象。
同じフォントを使うだけで、統一感が生まれます。
4. 写真の雰囲気
写真も、統一すべき要素です。
明るくて爽やかな写真を使うなら、すべての媒体で明るい写真を。 落ち着いた雰囲気の写真を使うなら、すべてで落ち着いた写真を。
バラバラだと、会社の印象もバラバラになります。
5. トーン&マナー
「です・ます調」なのか、「だ・である調」なのか。 丁寧な言葉遣いなのか、フランクな言葉遣いなのか。
こうした「言葉のトーン」も、統一すべき要素です。
ワンストップ制作の、本当のメリット
「説明が一度で済む」ありがたさ
バラバラに発注すると、毎回同じ説明を繰り返す必要があります。
「うちの会社はこういう会社で…」 「お客様はこういう人で…」 「こんな雰囲気にしたくて…」
何度も、何度も。
でも、ワンストップなら、説明は一度だけ。
あなたの会社を理解している制作会社が、「わかってます」と言って作ってくれる。このストレスのなさは、経験した人にしかわかりません。
スケジュール管理が楽
名刺は印刷会社、チラシはデザイナー、ホームページは制作会社。
それぞれに連絡して、それぞれのスケジュールを確認して、それぞれに納期を伝える。
考えただけで、疲れますよね。
ワンストップなら、窓口は一つ。「来月、展示会があるので、名刺とチラシとホームページ、全部間に合わせてください」。
それだけで、すべてが動き出します。
修正が、圧倒的に楽
「名刺の電話番号、変わったから直したい」
バラバラに発注していると、それぞれの業者に連絡して、それぞれに修正を依頼する必要があります。
ワンストップなら、一箇所に連絡するだけ。「電話番号変わったので、名刺もチラシもホームページも、全部直してください」。
すべて、同時に修正されます。
「全体を見てくれる人」がいる安心感
バラバラに発注していると、「全体を見てくれる人」がいません。
名刺の印刷会社は、名刺のことしか知らない。 ホームページの制作会社は、ホームページのことしか知らない。
でも、ワンストップなら、「全体を見てくれる人」がいます。
「名刺とホームページ、この部分の表現が違っていますが、統一しましょう」 「新しいチラシ作るなら、この写真、ホームページでも使いましょう」
こんな提案をしてくれる。あなたのブランド全体を、守ってくれる存在がいるんです。
データの管理が一元化される
名刺のデータはA社、チラシのデータはB社、ホームページのデータはC社。
「あのデザイン、もう一度使いたいんだけど、どこに頼んだっけ?」
こんな経験、ありませんか?
ワンストップなら、すべてのデータが一箇所に保管されています。
「3年前に作ったチラシのデザイン、もう一度使いたい」と言えば、すぐに出てきます。
「でも、高いんじゃない?」という不安
ワンストップと聞くと、「便利そうだけど、高いんじゃないか」と思いますよね。
実は、逆です。
個別発注の「隠れたコスト」
時間というコスト それぞれの業者に連絡して、説明して、確認して。その時間、いくらの価値がありますか?
やり直しのコスト 「思ってたのと違う」と言って、また別の業者に頼む。その費用、もったいなくないですか?
統一感がないことによる機会損失 信頼されない。覚えてもらえない。その損失は、お金に換算できません。
ワンストップの「見えるコスト」
確かに、最初の「ブランドデザイン構築」には、少し費用がかかります。
でも、それは「投資」です。
一度作れば、その後のすべての制作物が、そのルールに沿って作られる。統一感が保たれる。
長い目で見れば、圧倒的にコストパフォーマンスが高いんです。
どこから始めればいいか
「今、うちはバラバラだけど、どこから統一すればいいの?」
そんな疑問を持った方へ、現実的なステップをお伝えします。
ステップ1:現状を確認する
まず、今あるツールを並べてみてください。
- 名刺
- チラシ
- ホームページ
- パンフレット
- 看板
- SNSのアイコン
これらを並べて、客観的に見てみる。「統一感、ないな」と感じたら、それがスタート地点です。
ステップ2:「これから」を統一する
すでに作ったものを、全部作り直す必要はありません。
「これから作るもの」を、統一していけばいいんです。
例えば、今度名刺を作り替えるタイミングで、ホームページのデザインと合わせる。
少しずつ、統一していく。それで十分です。
ステップ3:「基本ルール」を作る
難しいことは必要ありません。
- メインカラーは「この青(#0066CC)」
- サブカラーは「このグレー(#666666)」
- フォントは「ゴシック体」
- ロゴは「左上に配置」
これだけでいいんです。A4用紙1枚にまとめられる程度の、シンプルなルール。
それさえあれば、誰に頼んでも、「らしい」ものができます。
ステップ4:信頼できるパートナーを見つける
一番大切なのは、「あなたの会社を理解してくれて、Web も紙も両方できる制作会社」を見つけることです。
そのパートナーが、あなたのブランドを守ってくれます。
ワンストップで対応できる制作会社の選び方
すべての制作会社が、WebもPrintも両方できるわけではありません。
Web専門の会社は、紙のデザインはできない。 印刷会社は、ホームページは作れない。
だから、選ぶときは注意が必要です。
確認すべきポイント
□ WebもPrintも、両方の実績があるか 「ホームページも名刺も作れます」と言っても、実績がなければ意味がありません。過去の事例を見せてもらってください。
□ ブランドデザインの重要性を理解しているか 単に「デザインします」ではなく、「統一することの価値」を語ってくれるか。その姿勢が大切です。
□ 長く付き合えそうか ブランドを守るには、長い関係が必要です。一度作って終わりではなく、「この先もずっと」付き合える相手を選んでください。
□ 相談しやすいか 「こんなこと聞いていいのかな」と思わせない。気軽に相談できる雰囲気があるか。それも大切な基準です。
□ 地域に根差しているか 川崎市内や近隣の会社なら、直接会って相談できます。顔の見える関係は、信頼を生みます。
実際の事例
事例1:建設会社D様
依頼前の状況
- 名刺:20年前に作ったもの(白黒)
- ホームページ:5年前に作ったもの(青基調)
- チラシ:その都度、違う印刷会社に依頼(バラバラ)
統一後
- ブランドカラーを「紺色」に統一
- 名刺、ホームページ、チラシ、すべてを同じトーンに
- 「信頼感のある、職人気質の会社」というイメージを確立
結果 「会社のイメージが、ガラッと変わった」と社長。展示会で名刺を渡した後、ホームページを見てもらうと、「ちゃんとした会社ですね」と言われることが増えた。
事例2:美容室E様
依頼前の状況
- 名刺:かわいいピンク色
- ホームページ:黒とグレーのクール系
- チラシ:毎回違うデザイン
完全にバラバラで、「どんなお店なのか、伝わらない」状態。
統一後
- ブランドカラーを「ベージュとゴールド」に
- 「大人の女性向け、上質な美容室」というコンセプトを確立
- 名刺、ホームページ、店内ポスター、すべてを統一
結果 「このお店、高級感あるよね」と言われることが増えた。客層も、狙い通りの「30〜40代女性」が中心に。ブランディングの成功例。
事例3:飲食店F様
依頼前の状況
- 名刺:なし
- ホームページ:食べログのみ
- チラシ:手作り(Word で作成)
「デザインとか、よくわからないし…」と、ずっと後回しにしていた。
統一後
- まず、お店のコンセプトをヒアリング
- 「地元に愛される、温かい食堂」というイメージを言語化
- 名刺、ホームページ、メニュー表、すべてを統一デザインに
結果 「お店の雰囲気が伝わるようになった」と実感。ホームページ経由の予約が増え、「ホームページ見て、雰囲気良さそうだったから来ました」という新規客が増加。
モンゼンクリエイティブができること
私たちモンゼンクリエイティブは、川崎市を拠点に、WebもPrintも両方を手がけてきました。
「ホームページだけ」「名刺だけ」ではなく、「あなたの会社のブランド全体」を一緒に考えてきました。
私たちの強み
1. WebもPrintも、ワンストップで対応 ホームページ、名刺、チラシ、パンフレット、看板。すべてを一貫したデザインで制作できます。
2. 地域密着だから、すぐに会える 川崎市内ですぐに会って相談できます。顔を見て話すことで、あなたの想いを正確に汲み取ります。
3. 「作って終わり」じゃない関係 制作後も、更新や追加制作で長くお付き合い。あなたのブランドを、ずっと守り続けます。
4. 中小企業の味方 大手制作会社のような派手さはありません。でも、中小企業の経営者の気持ちに寄り添い、現実的な提案をします。
こんな方に、選ばれています
- 「今、名刺とホームページがバラバラで困っている」
- 「新しく会社案内を作りたいけど、デザインを統一したい」
- 「ブランドイメージを、ちゃんと作りたい」
- 「WebもPrintも、一箇所に任せたい」
- 「長く付き合える、信頼できるパートナーが欲しい」
今、あなたができること
デザインの統一。それは、「いつかやろう」と思っていても、なかなか手をつけられないものです。
でも、今日この記事を読んだことが、きっかけになるかもしれません。
まずは、現状を見てみてください
今ある名刺、チラシ、ホームページを並べて、客観的に見てみる。
「統一感、ないな」と思ったら、それがスタートです。
そして、相談してみてください
「うちの場合、どうしたらいいですか?」 「統一するって、具体的にどうするんですか?」 「費用は、どれくらいかかりますか?」
どんな質問でも大丈夫です。
一緒に、あなたの会社の「らしさ」を作っていきましょう。
統一されたデザインは、あなたの会社に「顔」を与えます。 その「顔」が、お客様の記憶に残ります。 そして、信頼されます。
その第一歩を、今日、踏み出しませんか?
無料相談、受付中です。
川崎で、あなたのブランドを一緒に作りましょう。
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