XserverにSSH接続する方法 | 川崎市のWEB制作会社・ホームページ制作会社モンゼンクリエイティブ合同会社

SSH接続するための手順を紹介します。SSH接続するためには、はじめに公開鍵と秘密鍵を生成し、公開鍵の登録をする必要があります。まずは、公開鍵と秘密鍵を生成していきます。

公開鍵と秘密鍵を生成する

鍵を格納するフォルダに移動します。

$cd ~/.ssh

ssh-keygen -t rsa コマンドで鍵を生成します。コマンドを実行すると、いくつか質問が聞かれます。一つ目の質問は、鍵の名前です。今回は「id_rsa_xserver」という名前で作成します。

$ ssh-keygen -t rsa
Generating public/private rsa key pair.
Enter file in which to save the key (/Users/hide/.ssh/id_rsa): id_rsa_xserver
Enter passphrase (empty for no passphrase): 
Enter same passphrase again: 
Your identification has been saved in id_rsa_xserver.
Your public key has been saved in id_rsa_xserver.pub.

完了すると、秘密鍵「id_rsa_xserver」と公開鍵「id_rsa_xserver.pub」が生成されています。

Xserverに公開鍵を登録する

Xserverに公開鍵を登録するために、cat コマンドで表示された文字列をコピーしておきます。

$ cat id_rsa_xserver.pub

Xserverの管理画面で公開鍵を登録する

Xserverの管理画面にログインし、「SSH設定」を押下します。

「SSH設定」タブでSSH設定をONにします。

「公開鍵登録・更新」タブで先ほどコピーした公開鍵のコードをペーストします。

「確認画面へ進む」を押下して、登録完了です。

ローカルの設定

上記でSSHコマンドを使って接続可能になりますが、短いコマンドでSSH接続するために、configに設定を登録します。

configを作成する

configが存在しない場合は、touchコマンドでconfigを作成し、viで開きます。

$ touch config
$ vi config

以下のようにXserverの情報を登録します。

Host xserver
  HostName sv****.xserver.jp
  IdentityFile ~/.ssh/id_rsa_xserver
  User [XserverのID]
  Port 10022

XserverでのSSH接続ポートはデフォルトの「22」ではなく、「10022」となりますので、必ず設定します。

SSH接続する

以上の設定が完了したら、以下のコマンドでSSH接続ができます。

$ ssh xserver

公開鍵を削除する

公開鍵を削除したい場合は、Xserverの管理画面から行うことができないため、直接サーバーから削除します。公開鍵は自動的に以下の場所に格納されている「authorized_keys」を削除することで完了になります。

/.ssh/authorized_keys