最近気になるのは、Internet Explorer 11 （以下IE11）のサポート状況でございます。
2021年5月19日にマイクロソフトは Windows 10 の Internet Explorer 11を2022年6月15日にサポート終了することを発表しました。
マイクロソフトはすでに Microsoft Teams の IE11 サポートを2020年に終了しているし、2021年8月には Microsoft 365 apps でもサポートが終了する予定と発表していました。発表当時は Windows 10 に入っている IE11 は、2025年までサポートがあってまだまだだなぁという印象でしたが、5月19日の発表で IE11 終了のカウントダウンをさらに加速させる動きとなりましたね。
世界中のWEBサイトのうち41%のシェアを持つWordPressが2021年7月リリース予定の5.8からIEサポートを終了することを予定していることを発表されています。
WordPress の判断材料としては、IE11の全世界のシェアは1%以下であり、上記のマイクロソフトのアプリが8月でサポートを終了するから、と言われています。
ちなみに日本のIE11のシェアは2.8%で、世界と比べると僅かながら高いです。
WEB制作現場では、これまでIEの古いバージョンの動作保証対象は、マイクロソフトのサポートが切れているかどうかで判断されてきました。ですが、今回は2021年7月のWordPressのリリースもかなり大きなインパクトになりそうです。マイクロソフト公式のサポートの期限である2022年6月を待たずしてかなりの動きがでてくるのでないかと思います。
