2019年11月2日に開催された「WordCamp Tokyo 2019」に行ってきました。WordCampは今回初めての参加です。このイベントでは、WordPressを中心に、デザイナー向け、ディレクター向け、エンジニア向けのセッションがあり、いろんなお話を聞くことができました。
Gurtenberg(グーテンベルグ)
WordPress5.0から実装されたGurtenberg(グーテンベルグ)。いままでGutenbergは、ブロックエディターの名称として認識していましたが、違いました。厳密には、Gutenbergとはプロジェクト名で、このプロジェクトの一環としてブロックエディターが実装されたんですね。さらに、実装されたのはフェーズ1で、これからさらにフェーズ4まで続くらしいです。
Static Site Generetor(SSG)
そして今回の登壇でも、静的サイトで配信していく仕組みであるStatic Site Generetor(SSG)が紹介されていました。フロントエンド界隈で人気なSSGは、Gatsby(React.jsがベース)とNuxt(Vue.jsがベース)が紹介されていました。なぜSSGが紹介されているのかというと、WrodPress(CMS)を導入することでセキュリティやバージョン管理などの保守にコストがかかってしまうのがネックになっているようです。これらを解消するために、静的で配信する仕組みに切り替わっているようです。これは、前回CSSniteで紹介されていたJAMStackな考え方のようで、今後このような動きがありそうです。
WP REST API
WordPressでもWP REST APIを利用してAPIサーバーとして利用する方法が紹介されていました。WP REST APIを利用すると他のサーバーから、データベースのデータを表示・操作(DRUD)することが可能になるようです。実はCSSniteでもNuxtとWordpressを利用してAPI配信をする紹介もしている方もいました。要するにWordPressをheadless CMSとして利用するやり方です。わざわざ、WordPressなのか?とも思いましたが、使い慣れている管理画面を利用するというもの一つの選択肢としてあるのかなと思いました。